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「また今月もカツカツ…」
「夜勤手当があっても全然貯まらない」
「老後のお金、大丈夫かな?」
こんな不安を抱えている看護師・介護職の方、多いのではないでしょうか。
手取り25万円前後で、シフト勤務に追われる毎日。体力的にも精神的にも消耗しながら働いているのに、なぜかお金が貯まらない。周りからは「看護師さんは給料がいいでしょ?」と言われるけれど、実際は奨学金の返済や資格取得費用、不規則な生活による食費の増加など、意外と出費も多い。
「投資なんて、お金に余裕がある人がするもの」「難しそうでよくわからない」と思っていませんか?
実は私も、3年前まで全く同じことを考えていました。
しかし、この「お金がないから投資できない」という考え方こそが、実は最大の落とし穴なのです。
厚生労働省の調査によると、看護師の平均勤続年数は8.2年。多くの方が体力的な限界や家庭の事情で、思っているより早く現場を離れる現実があります。また、現在の年金制度を考えると、私たちの世代が老後に受け取れる年金額は、現在の高齢者よりも大幅に減少する可能性が高いのです。
つまり、「今は忙しいから後で考える」「給料が上がってから始める」と先延ばしにしていると、気づいたときには手遅れになってしまうかもしれません。
特に医療・介護現場で働く私たちは、日々人の生老病死に向き合う中で、「健康で働けるうちに備えておく」ことの大切さを、誰よりも実感しているはずです。
ポイント5選
ポイント1:「シフト勤務者専用」積立タイミング術
理由: 看護師・介護職は給与の支給タイミングや夜勤手当の変動があるため、一般的な「毎月定額積立」では続かないことが多い
具体例:
- 基本給分(18万円)→毎月15日に3万円積立設定
- 夜勤手当分(7万円)→4回夜勤した月のみ2万円追加積立
- 賞与(年2回)→1回につき20万円積立
アドバイス: 「完璧を求めず、できるときにできる分だけ」が継続の秘訣。夜勤が少ない月は基本分だけでOK
ポイント2:「疲労度別」商品選択法
理由: 激務で疲れている時に複雑な商品選択や売買判断を求められると、ストレスで継続できなくなる
具体例:
- 超多忙期(2~3月、7~8月):インデックスファンド1本のみ自動積立
- 通常期:全世界株式インデックス(60%)+ 全米株式(40%)の2本体制
- 余裕がある時:個別株やREITを少額で勉強として追加
アドバイス: 「夜勤明けでも5分で確認できる」レベルのシンプルさを維持する
ポイント3:「医療従事者限定」モチベーション維持法
理由: 相場の下落時や仕事のストレスで投資をやめたくなる時、専門職ならではの視点でモチベーションを保つことができる
具体例:
- 患者さんの「治療の継続」と同じ考え方で、「投資の継続」を捉える
- 月1回、「この積立で将来助けられる患者さんの数」を想像してみる
- 同僚と「投資勉強会」を月1回開催(30分、お疲れ様会の前に)
アドバイス: 数字だけでなく、「誰かのため、将来の自分のため」という使命感を活用する
ポイント4:「手取り25万円」での具体的配分術
理由: 生活費を圧迫せず、かつ効果的な資産形成を両立するための現実的な配分が必要
具体例: 月収25万円の場合の理想的配分:
- 生活費:18万円(家賃・食費・光熱費等)
- 緊急予備金:2万円(生活費3か月分まで貯める)
- 新NISA積立:3万円
- 自己投資・娯楽:2万円
年間36万円×20年=720万円(元本) 年利5%での複利効果を含めると約1,200万円の資産形成が可能
アドバイス: 「まず月1万円から」始めて、慣れてきたら段階的に増額する
ポイント5:「夜勤手当活用」ボーナス積立戦略
理由: 基本給以外の収入を積立に回すことで、生活レベルを上げずに投資額を増やせる
具体例:
- 夜勤手当(1回1.5万円)の半分を積立専用口座へ自動振替
- 月4回夜勤なら3万円、2回なら1.5万円が自動で積立原資に
- 年末調整還付金、資格手当なども100%積立へ回す
アドバイス: 「ないもの」として最初から別口座に分けることで、使い込みを防ぐ
補足情報やよくある質問
Q1:「夜勤が多い月と少ない月で積立額が変わっても大丈夫?」
A:むしろ推奨します。相場の下落時に多く買い、上昇時に少なく買う「ドルコスト平均法」の効果で、長期的にはメリットになります。
Q2:「転職や結婚で収入が変わったらどうする?」
A:新NISA口座はそのまま継続でき、積立額の変更も自由です。むしろライフステージに合わせて柔軟に調整できることが新NISAの強みです。
Q3:「投資信託の選び方がわからない」
A:最初は「全世界株式インデックスファンド」1本で十分。信託報酬0.2%以下、純資産総額1,000億円以上の商品を選べば大きく失敗しません。
注意点:
- 生活防衛資金(生活費3~6か月分)は必ず現金で確保してから始める
- 投資は余剰資金で行い、借金してまで投資しない
- 短期的な値動きに一喜一憂せず、10年以上の長期視点で継続する
まとめ
手取り25万円の看護師・介護職でも、新NISAを活用した資産形成は十分可能です。
今日から実践できる3ステップ:
- 今月中に:ネット証券で新NISA口座を開設し、全世界株式インデックスファンドを選ぶ
- 来月から:月3万円の積立設定をスタート(無理なら1万円から)
- 3か月後:慣れてきたら夜勤手当の一部も積立に追加
「患者さんのために今日も頑張る」その同じ気持ちで、「将来の自分のために今日から積立を始める」。医療・介護の現場で培った継続力と責任感があれば、資産形成も必ず成功できます。
忙しい毎日だからこそ、自動で積み上がっていく仕組みを作って、安心して本業に専念しましょう。あなたの豊かな未来は、今日の小さな一歩から始まります。
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